2009年11月09日
あなたの ”た” は "TA"or"THA"?
立冬を過ぎましたが、まだまだ暖かい陽気ですね。
スキーヤーとしてはいささか心配な気候ですが。。(^_^;)
今日は正常嚥下と逆嚥下について語ります。
嚥下とは、物を飲み込む一連の動作をいい、主に舌が活躍します。
赤ちゃんの頃は、皆さん哺乳をするために舌を乳首に押し当てて吸い上げます。
これを乳児性嚥下(逆嚥下)といいます。
この乳児性嚥下がそのまま離乳期を過ぎても行っていると、もはや乳児ではないので逆嚥下と言います。
逆嚥下は、舌が前に突出することで前歯や顎を押してしまい、出っ歯や上下顎前突
を引き起こす原因になります。前歯が噛み切れない方は、逆嚥下していないかを疑ってみてください。
正常嚥下と逆嚥下の違いですが、
1,飲み込む瞬間に舌尖端が、、、
○上あごのヒダに当たり、奥歯は一瞬噛む(正常)
×上下の前歯に押し当てて、奥歯は一瞬浮く(逆嚥下)
2、日本語のたの発音が
○上あごに舌が張り付いてTaと小気味良く発語できる(正常)
×上下の前歯に舌を押し当ててThaと濁った発語になる(逆嚥下)
そもそも、逆嚥下の原因ですが、幼児期の指しゃぶりと、母親自体が逆嚥下していて
発声もThaを引き継いでしまった、等が類推されます。
実際調査してみると、母子関係の逆嚥下の傾向は結構あると思います。
もし、逆嚥下を直すとすれば、結構大変です。
1、矯正治療で歯並びから改善させる。
2、舌打ちを鳴らすことで、舌を上あごにつける練習をくりかえす。
3、飲み込む瞬間、奥歯でかみ締めて、うなずく仕草をする。
が具体策であります。
いずれにしても、逆嚥下は早期発見早期治療が原則ですが、
一見すると、歯並びが良くみえてしまい、周囲からもかかりつけの歯科医からも指摘されす
大人になってから前歯が機能せず、隙間が増えて、奥歯が壊れやすくなってから発覚する
ケースが多いです。
投稿者 hiruma : 09:23 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月26日
花粉症と歯科
個人的な事ですが、重度の慢性鼻炎に悩ませれ、例年この時期はテイッシュ箱ごと
持ち歩く生活をしていたのですが、今年はくしゃみも出なくなりました。

実は昨年の3月末に『後鼻神経切除術・鼻中隔湾曲矯正術』の内視鏡オペを受けました。浜松の耳鼻科医院
オペは全身麻酔下でとても楽に施術してもらいましたが、2日間のタンポンによる鼻閉と1月くらいの出血は大変でした。
昨年はくしゃみも大分減少、幾分頭も軽くなった程度ですが、今年は無症状!
すばらしいです。通院は4−5回で、入院は3日間でした。浜松まで通う価値が大いにあります。
前置きが長くなりましたが、鼻炎の症状の強い患者さんが、上あご奥の歯や歯茎に痛みを訴え来院するケースが今月は多かったです。日本人は奥歯の上にある上顎洞(副鼻腔)が大きいので、奥歯と隣り合っているお互いの違和感や痛みの原因がハッキリしない事が多いです。
数名の患者様を総合新川橋病院などへご紹介しましたが、お一人を除いて副鼻腔炎がCTで確認されました。 歯科医院でもオルソパノラマエックス線写真でスクリーニングができますので、歯か鼻が分からない場合はまず歯科を受診されることをお勧めします。 ただし、いままで虫歯は歯周病の履歴がない方は耳鼻科から受診されても良いと存じます。
