2008年02月19日

根の治療の考え方

良く掲示板やメールにてご質問が多い”根管治療”についてまとめました。

とくに、他院で半年とか一年も根管治療しているけれど、一向に改善しないので
悩んでいるとのお問い合わせが後を絶ちません。
実際診察させていただくと、管の清掃がうまくいってないケースが殆どです。

当院では根管治療は基本的に3回と決めております。
そして、なるべく短期間で管と歯質を清潔な状態にすることを心がけています。
治療の目的は、根の先端にある病巣の無菌化なのですが、病巣自体は根の中身が
清潔であれば、あとは自然治癒するという考え方です。

自然治癒に至らないケースは、根管治療の適応ではなく、外科処置が必要とういう判断
が早急に必要なのです。

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これらは、根管を洗浄する超音波ファイルです。

これを使っているかどうかが治療成功の最大のカギになります。
管の汚物が目に見えてとれるので、重宝しております。

投稿者 hiruma : 19:15 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月24日

PRPを応用した親しらずの抜歯




昨日、真横に埋まった親知らずの抜歯をした患者さんが消毒にお見えになったときの写真です。

腫れや開口障害もなく、すこし発赤しているだけです。
PRPについて、詳しくは明海大学の申教授がラジオ”歯科医の時間”のサイトにて述べられてます。

当院では、現在ご希望の患者様に無料でPRPを提供しておりますので、採血のお嫌いな方でなければ是非ご利用くださいませ。
PRPの生成には概ね40分を要します。
お約束時間の40分前に来院いただき採血いたしますので、当日は余裕をみていらしてください。

投稿者 hiruma : 17:20 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月31日

痛くないクリーニング”PTC”

当クリニックのクリーニング、”気持ちよさ”に特化した”PTC(Professional Tooth Cleaning)"

をご紹介します。出血や痛みを伴わない手法です。

3〜6ヶ月ごとに行うと効果的です。(費用は3000円くらいです)

歯の表面を滑沢にするためのハンドピースです。

通常のものより小型で、歯を削ったりしないので低速回転の仕様になってます。

まず、研磨粒度の大きい研磨剤を用いて、ブラシでお掃除します。

次に、フッ素配合の細かい研磨剤を、ラバーカップを用いて最終研磨します。表面がつるつるして気持ちよくなります。

ちょうど車のワックスと同じような効果がでて、普段の汚れが付きにくくなります。

さらに、普段お手入れが難しい部分にデンタルフロスを通したり・・

歯間ブラシで仕上げのお掃除をします。

簡単な歯石除去はご希望があれば行いますが、出血や痛みが多少ともないます。歯石除去をご希望の方や、歯周病治療で麻酔等必要な場合はPTCではなくて、歯周治療になります。 ご予約の際にどちらのクリーニングにするかご用命ください。

投稿者 hiruma : 11:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月18日

根管治療

当クリニックのいわゆる”根の治療”についてご案内します。
根管治療は基本的には
1、虫歯が深くて神経が腐ってしまった場合(抜髄
2、以前神経をとった(抜髄した)根の管が細菌感染して、根の先端に
  『根尖病巣』を作った場合(感染根管治療
の2種類があります。

1、については、私くしのポリシーとして保存できる神経はなるべくとらず、
天然歯そのものの優れた強度を維持することからケースは少ない。
従って、ほとんどの根管治療は”2”のケースです。
しかも、99.9%が他の医院でのやり直しケースであります。
日本の医療保険では、根管治療の評価点数(治療費)が大変低く設定
されています。
たとえば大臼歯の感染根管治療は、390点(3900円)、二回目以降は
21点(210円)です。これだけですと、30分とか15分とかの治療時間を
ペイできないのは容易に想像できないので、経営的にはスピーディにこな
さざるを得ない⇒手抜きにつながっていると推察されます
。 米国やEU
ですと、同じ治療でも980ドルです。ところが米国では、その治療に保証
制度の概念がありますし、再発でもしたら即裁判沙汰になるので歯科医
も必死なのです。
 日本では逆に、低賃金な代わり、余程の事がなければ無保証なのが
実態です。 制度はともかくとしても、『なぜ神経とったのにまた痛くなる
の?』って疑問
は、実はここに問題があるのです。
 私くしのポリシーとしては、根管治療は基礎にあたる大切な治療である
との位置づけから、もっとも熱心にとりくんでいる分野です。
 かといって、特にものすごく特別な治療をしているわけでもありません。
特徴は
1、根管の洗浄は、おもに超音波で確実に行っている。
2、管にいれる薬は水酸化カルシウムと抗生剤(3Mix)を独自に調合した
ものを用いている。
3、管をヤスリがけして削る治療のステップを多くやっている。
(通常#40くらいだが、私くしは#70を基準としている)

3に関してはできるだけ小さいほうが、歯の耐久性がアップするとの意見
もあり、あくまでも経験的に良いと思い込んでいるので、今後変わる可能
性があります。

投稿者 hiruma : 16:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月14日

笑気鎮静法

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意識のある状態で、薄い濃度の麻酔ガス(30%窒素)を鼻から吸引する
鎮静法の一種です。
当院では主に3歳から6歳の恐怖心が元々少ない幼児に使用してます。
大人の方は、むしろ点滴で導入する『静脈内鎮静法』の方が確実なのですが、
麻酔ガスと違って覚醒するのに1時間くらいかかる、付き添いが必要などのデ
メリットがあります。 笑気ガスですとほぼ瞬時に覚醒しますが、治療後20分
くらいは待合室で休んでからお帰りいただきます。

最近”歯科恐怖症”を理由に、このブログを見て”笑気鎮静法”を希望し来院されるかたが
ちらほらいらっしゃってます。
まず、第一に”歯科医との信頼関係”を築くことを念頭において頂きたいものです。
薬物に頼らなくても恐怖心を脱ぐう事のほうが理想的で、笑気はあくまでも補助と思ってください。

大人の方は笑気に反って恐怖心をおぼえるかたもいらっしゃいますので、ご注意を!
まずは問診と説明、そしてためしに吸引して、実際の治療は次回からという流れになります。

投稿者 hiruma : 12:16 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月06日

動画で見る歯科

神奈川県歯科医師会のお仕事で、『ムービーで見る歯科』とうコンテンツを作っております。親知らずとインプラントの術式を紹介しておりますので、是非ご覧ください。
http://www.dent-kng.or.jp/01hir/move_shika.htm

ちなみにナレーションは、母方の伯父にあたる『小沼俊男』NHKエグゼクティブアナウンサーに依頼しました。

投稿者 hiruma : 16:22 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月19日

インプラントの為の骨移植

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ここ数年の私くしの研修課題は、インプラントを植える土台の骨を養生する最新技術です。

これは昨年アメリカのProf Garg先生による、濃縮血小板(PRP)を移植骨に混ぜて補填する研修会の写真です。 歯科医の中では希少なのですが、私くしは採血検査や点滴静注も自前でやる事にしているので、よほど細い血管でなければ採血に関しては問題ないので、是非このシステムを導入して安定した増骨ができればと考えてます。
しかし、それ以前にステムセルなどのバイオテクノロジーが加速してくると、近い将来金物のインプラントや骨移植は必要なくなるかもしれません。 夢のような話ですが、インプラントもそうでしたから・・

投稿者 hiruma : 21:20 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月10日

スコープ利用の歯科治療

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3年前から米国製の『サージテル』という拡大鏡(スコープ)を使い治療しています。

元々視力は1.5と良好なのですが、今まで見えなかった細かい物が見えるようになり重宝しています。
特に親知らずの抜歯の時にはハロゲンランプを装着すると、歯槽骨と根の境目などが明瞭に見えます。
目づまりした根の管の探索などにも抜群の威力を発揮します。
細かく見える=細かい手さばきが出来るといえます。

投稿者 hiruma : 12:09 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月09日

無痛麻酔

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当院では先月より、電動式無痛麻酔注射器・昭和薬品の『オーラスター』を導入しております。

表面麻酔との併用により、ほぼ無痛に近い快適な麻酔注入が可能になりました。
注射針も33Gと現存の針ではもっとも細いものを使っております。
麻酔を必要とする処置でも是非安心して受診されてください。

投稿者 hiruma : 15:02 | コメント (0) | トラックバック