川崎区の歯医者、歯科

顕微鏡歯科の効用

こんにちは
蛭間です。
梅雨真っ只中ですが、夏への水準備ということで頑張りましょう♪
もうかれこれ顕微鏡治療を導入して6年経過しました。
そこで昨年導入したCTとも併せてその効果について考えてみようと思います。


1、診断が的確である
MB2.png
これは、上あごの第一大臼歯の管なのですが、目印のところは実は肉眼では見えない管なのです。
管の形はさらに複雑であることも教科書的には知っていても、顕微鏡でみないと分からないので従来の方法では手付かずのままでしたが、現在ではしっかり治療できます。
2、手技に無駄がない
かつて肉眼では見えなかった部分、とくに根の管や虫歯の細かいところなどは念入りにやっても盲目的治療のため汚染部分の取り残しがありました。
しかしマイクロスコープは汚染部分をピンポイントでキャッチし、超音波洗浄チップなどで確実にかつ効率的に除去することが可能になりました。1回あたりの治療時間は長くなりますが、基本的には2回で根管治療を完了できるようになったのです。
また的確な診断をCTと併せて行えるので、いままで経過観察して症状の変化確認に頼らざる負えない難治症例もスピーディーに解決できるようになりました。
3、患者様との距離は25センチ
歯科医は通常患者様のお口にかがみながら近づいて拝見しておりました。そう、、恋人でもないのに吐息がかかる距離に治療とはいえ近づかれることに抵抗のある方も多かったのでは?
顕微鏡治療では焦点距離が25センチあるので、適度な距離を保っております。
4、外科治療の進歩
歯根端切除術や再植法などの外科治療の成功率が飛躍的にアップしました。
また、インプラント治療や嚢胞摘出でもCTと併せて的確な診断治療の向上に寄与してます。
でも、一番恩恵を受けたのは自分かもしれません(^_^;)
目に見える情報量、ミクロの戦士になったようなスペクタクルな感動がマイクロ治療にはあるのです。
姿勢が良くなったので体への負担も少なく、歯科医の持病である腰痛や肩こりもありません。
乱視があるのですが、視力もお陰様で両眼とも0.9を維持しております。
歯科医寿命はマイクロ効果で10年伸びたのではなのでしようか??\(^^@)/

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年4月
« 2月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
ページ上部へ戻る