川崎区の歯医者、歯科

オールセラミック治療

オールセラミック治療について、私くしの考え方を述べさせていただきます。
すべての治療法に利点、欠点があるのと同様に、オールセラミックス治療にも
それがあります。(比較対象は金属です)
よく理解したうえでの治療を受けることをおすすめします。


まず利点ですが、
1、見た目が天然歯に一番ちかく自然である。
2、金属を用いないのでアレルギーの心配が少ない。
さて欠点ですが、
1、セラミック材は”硬くてもろい”強度に劣る
2、長年のかみ合わせの周囲の歯の変化に対応しにくく、磨り減りにくい。
3、保険が利かなく、一本10万前後かかる。(被せ物)
欠点を理解された上で、見た目のよさや、金属アレルギーを避けたいと
いうことであれば、決して悪い治療法ではありません。
ただし、噛み癖などでよく使う歯では、耐久性を最優先されて金属冠あるいは
かみ合わせは金属で、見える部分はセラミックでコーティングした”金属焼付け陶材冠”がお勧めです。
特に神経のない歯には特段の配慮が必要です。
他院で”審美治療”でオールセラミックス治療をうけて、壊れたりかみ合わせに不満
を訴えて来院する方が後を絶ちません。
決して白い歯をいれることにネガティブではありませんが、使い方、使う場所をよく考えたうえで検討されることをお勧めします。
だから、”オール”=”すべてセラミック”とはならない筈なのです。
金儲けの手段としか思えないのは、良心的な歯科医のぼやきなのでしょうか?

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