川崎区の歯医者、歯科

コンビームCT選定中


  
 歯科医院にCTを導入なんてのは、数年前までは夢のまた夢でした。
 当院でもインプラントの術前診断に用いる場合、大学病院などのCTに依存していたのですが、ここ最近歯科用CT機の機種が増えて価格も低下してきたので、そろそろ導入して、患者様の利便および診断能力の向上を計るべく、三ヶ月ほどかけて選定作業を行っております。


 なぜ、CTの導入を真剣に考えるようになったかといえば、それは大井町で開業されている呼吸器科専門医の林先生の一言がきっかけでした。
 
 ”だってCTないと診断できないんだもの”
なるほど! 単純明快な理由。
歯科でも、インプラントの術前診断はもとより、歯根嚢胞と歯尖病巣の鑑別や破折の有無を調べるには、旧来の2次元レントゲンでは診断ができない部分が多いことが明るみになってきました。そういった意味では、保険適応でないにしろ患者様へのホスピタリティや利便性を優先すると、やはり手元にCTが必要との結論に至りました。
 各機種選定で、近畿レントゲン社のCOMBI SCANが、一番当院にあっていると考えてます。最終選考段階に入ったので、ユーザである横浜市港北区の小机歯科医院様を
昨日見学させて頂き実機および使用感等を拝聴する機会に恵まれました。
 一日平均して2回ほどCTを利用されているそうで、インプラントより歯内療法領域での診断に多く活用されているそうです。院長の久保倉先生はとても気さくで、仕事が趣味という熱血な方!とても勉強になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。来月のインプラント学会でお会いできるのを楽しみにしております。

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