意識のある状態で、薄い濃度の麻酔ガス(30%窒素)を鼻から吸引する
鎮静法の一種です。
当院では主に3歳から6歳の恐怖心が元々少ない幼児に使用してます。
大人の方は、むしろ点滴で導入する『静脈内鎮静法』の方が確実なのですが、
麻酔ガスと違って覚醒するのに1時間くらいかかる、付き添いが必要などのデ
メリットがあります。 笑気ガスですとほぼ瞬時に覚醒しますが、治療後20分
くらいは待合室で休んでからお帰りいただきます。
最近”歯科恐怖症”を理由に、このブログを見て”笑気鎮静法”を希望し来院されるかたが
ちらほらいらっしゃってます。
まず、第一に”歯科医との信頼関係”を築くことを念頭において頂きたいものです。
薬物に頼らなくても恐怖心を脱ぐう事のほうが理想的で、笑気はあくまでも補助と思ってください。
大人の方は笑気に反って恐怖心をおぼえるかたもいらっしゃいますので、ご注意を!
まずは問診と説明、そしてためしに吸引して、実際の治療は次回からという流れになります。
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